【十文字中学・高等学校】学校改革3年目で積極性が浸透。多様性にあふれた女子たちが集う

十文字中学・高等学校

学校改革3年目で積極性が浸透。多様性にあふれた女子たちが集う

著者・コラム紹介

1922(大正11)年創立の女子教育の伝統校。社会で活躍する女性を育てるため、2016年からスタートした“Move onプロジェクト”が浸透。英語教育や理数教育、キャリア教育が充実し、生徒たちの多彩な能力が開花している。

十文字中学・高等学校
橋本ヒロ子校長

 橋本ヒロ子校長が、十文字中学・高等学校の校長に就任して5年たった。学校改革は3年目を迎え、着実に進展している。

 国連女性の地位委員会日本代表の経歴を持つ橋本校長は、着任当時「パラシュートで降りた」気持ちだったが、今は教職員の一体化で手応えを感じている。

 「着任当時は、おとなしい生徒が多い印象でしたが、今は多彩な能力を持つ生徒たちが、さまざまな場面で積極的に活躍するようになっています。理系の研究者や法曹界で活躍する女性には、女子校出身者がたくさんいます。社会で活躍できる女性を育てるのが本校の教育理念。本校の生徒たちも、社会で大きく羽ばたいてもらいたいと考えています」

2018年度から“3年間授業料免除特待制度”を新設

東北大学主催の「科学者の卵養成講座」で入賞した同校の高校2年生。宮城県の生徒との共同研究で、テーマは「毒?栄養??植物と重金属の関係性をあばけ!!」

 学校改革のメインとなっているのが、2016年からスタートした教育改革のための「Move onプロジェクト」だ。その一つが多彩なキャリアプログラム。各分野の著名人による講演会をはじめ、大学と連携するアカデミックプログラムや、社会とのつながりを意識した企業との連携プログラムを、積極的に開催している。17年度は東北大学主催の「科学者の卵養成講座」に高校2年生が参加して入賞した。

 Move onの2番目は英語教育の充実だ。17年度から中学1年生で英検3級以上の実力を持つ生徒を対象に、「AP English」という専任教員によるオールイングリッシュの“取り出し授業”をスタート。また高校1年生の希望者に対しては、1年間の長期留学に加えて、オーストラリア提携校への3カ月間の短期留学を開始した。英語を学ぶ意欲のある生徒にとって授業や留学への選択肢が増え、「英語力は着実に向上している」(橋本校長)という。

 またMove onの3番目として、理数教育の充実を図っている。校内には生徒たちが知的に遊べる「サイエンスパーク」を設置。これが理系への興味となって、現在4人に1人が理系大学に進学するなど、同校には“リケジョ”が増加。進学先は理系の中でも薬学部や看護学部など医療系が多いのが特徴で、17年度は国立大医学部の現役合格者も出した。

 「生徒の多様性は、入試改革促進という背景もあります。帰国生入試、チャレンジ型入試、思考力型(記述式)、特待入試、得意型特待入試などの多元型入試システムの他、18年度から“3年間授業料免除特待制度”を新設、多彩な才能を持つ生徒たちが入学してくるようになりました」(橋本校長)

 昨年度は道徳の授業で行った「自分史ワーク」が実を結び、第8回トゥワイス・アウォード全国大会「自分史ワーク部門」でグランプリを受賞する生徒も出た。また中学のサッカー部が全日本女子ユース(U-15)フットサル全国大会で優勝するなど、まさに文武両道の活躍を実現。生徒たちはさまざまな分野で能力を開花させている。


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学校データ

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最寄駅
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所在地
〒170-0004
東京都豊島区北大塚1-10-33

TEL
03-3918-0511

URL
http://js.jumonji-u.ac.jp/

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