【佐野日本大学中等教育学校】“ゆとりある先取り教育”と国際交流で、 バランスの取れた人間を育成する

佐野日本大学中等教育学校

“ゆとりある先取り教育”と国際交流で、バランスの取れた人間を育成する

著者・コラム紹介

前身である佐野日本大学中学校の時代も含めると30年の歴史を持つ。その間に蓄積されたノウハウや教育活動を集大成し、より進化した6年間一貫教育を行う。ターゲットゼミも発足し、日本大学進学以外の進路選択も増えている。

佐野日本大学中等教育学校
小倉宏明校長

 佐野日大は日本大学の付属校として、毎年多くの生徒が同大学に進学する。その一方で、国公立大や難関私立大に挑戦する生徒も多い。今春卒業の11期生からは東大・京大の現役合格者も出している。

 小倉宏明校長は「本校が目指すのは、6年間の一貫教育でバランスの取れた若者を育成し、生徒一人一人の希望進路を実現すること。建学の精神である“自主創造”に基づいて、自分で考え、自分で判断し、自分で行動できる人間を育成すること。いわば、大学入試改革で問われる能力の育成を、本校では中等教育学校の設立以来、実行してきたのです」と語る。

 その目標を確実に達成するため昨年度から思考力・判断力・表現力をより重視したプログラムを取り入れるなど、さまざまな改革を進めてきた。

学習内容を精選して授業を効率よく進める

県内唯一のユネスコスクールである佐野日大。写真はオーストラリアの生徒が来校した際のフェアウェルパーティーの様子

 改革の中心をなすのは授業だ。学習内容の見直しにより“ゆとり”を生み出す。生み出されたゆとりは“深める”ために使うのである。新しい大学入試に対応する内容を、そこで生み出しているのだ。

 またICTの積極的な活用で、自立型思考能力を育成する。特に思考力を鍛えるために、中1から「論理エンジン」テキストを導入し、読解力・発信力・ディベート力のスキルを体系的に学んでゆく。 

 さらに6年間の時間的アドバンテージを生かして、進路講演会やさまざまな分野の専門家を招いてのリベラルアーツなどで効果的なキャリア教育を行っている。

 そして超難関にチャレンジする生徒をサポートするため、ターゲットゼミをスタートさせた。もともと医歯薬系への進学が多い同校だが、前期課程(中学)と後期課程(高校)に分けて、入学直後から理数系科目では思考エンジンとなる計算力、文系科目では論理的に読解し記述する力を鍛えてゆく。

 「後期課程の生徒は新大学入試に向けて本格的な準備を始めなければなりません。そこで、学習内容を精選して、より効率よく学ぶ取り組みを始めました。教員が内容をかみ砕いたオリジナル教材を作成、量的負担を減らして学習効果の向上を図っています」と小倉校長。

 同校では国際交流も盛んで、私立の中高一貫校では栃木県内で唯一“ユネスコスクール”に認定され、海外4カ国の姉妹校との多彩な交流プログラムがある。インターネットを利用したマンツーマンの英会話講座“カラン・メソッド”も導入(希望制)、英語教育にも力を入れている。

 「偏った人間ではなく、深い教養を持ち合わせたバランスの良い自立した人間をつくるのが、最終的な目標です。中等教育学校のメリットは、早い時期から正しい学習習慣を身に付けられること。英検の取得率も上がるなど、在校生たちの学力は確実に上がっています」と小倉校長は手応えを語る。

※「海外4カ国」……英国、中国、オーストラリア、マレーシア


[PR]

DOLトップへ

学校データ

佐野日本大学中等教育学校

最寄駅JR両毛線・東武佐野線「佐野」、東武佐野線「吉水」、東武伊勢崎線「足利市」、JR両毛線「足利」、東武伊勢崎線・桐生線・小泉線「太田」、東武伊勢崎線・佐野線・小泉線「館林」、東武日光線「静和」、JR両毛線・東武日光線「栃木」、JR東北本線・水戸線・両毛線「小山」より、いずれもスクールバス

所在地
〒327-0192
栃木県佐野市石塚町2555

TEL
0283-25-0111

URL
http://ss.sanonihon-u-h.ed.jp/

中高一貫校・高校 本当に子どもの力を伸ばす学校 特設サイトへ


DOL plus

「DOL plus」

⇒バックナンバー一覧