2019年4月、中学校を開校 新たな時代を強く生き抜くための「dots」(ドッツ)教育を推進

細田学園中学校・高等学校

2019年4月、中学校を開校
新たな時代を強く生き抜くための「dots」(ドッツ)教育を推進

著者・コラム紹介
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埼玉で約100年の歴史を持つ伝統校“細田学園”が、2019年4月に新たに中学校を開校し、中高一貫教育をスタートさせる。先進的な次世代型教育を推進し、近年、難関大学への進学実績を伸ばしている同学園だけに、さらなる注目を集めそうだ。

細田学園中学校・高等学校
持田直人副学園長・副理事長細田学園中学校・高等学校 持田直人副学園長・副理事長

 細田学園の持田直人副学園長が、外資系コンサルティングファームから転身して細田学園に来たのは2012年。以来、思い切った学校改革を推進し、減少していた生徒数はV字回復した。さらに東大をはじめとする難関国公立大学や、早慶上理など有名私立大学の合格者も急増している。

 「埼玉に日本一よい学校をつくろう」という、同学園理事長の熱い思いに心を揺さぶられ、着任した持田副学園長が取り組んだのが、未来を創造する「次世代型教育」だ。

 「不確実性の高い新たな時代を力強く生き抜くためには、中高6年間という多感な時期に、将来につながるたくさんの“原体験=dots”を得るべきだと考えています。その時期に出会う“人”“もの”“こと”が生徒のdotsとなり、生徒自身の個性や価値観を育む。本学園ではこの『dots教育』を通して、未来創造力、国際力・英語力、人間力を培っていきます」と持田副学園長は説明する。

 未来を創造する力を身に付けるために、全ての学習活動に「DITO」メソッド(下図参照)を採用している。その代表的な例が、リーダー教育プログラムだ。これは特進H・特進コースの生徒たちを対象に、高1の2学期から約1年半かけて行われるもので、具体的な社会課題を題材に、グループを率いていくためのスキルや方法論を身に付けていく。

次世代型教育「DITO」メソッドは、Define(定義)・Input(入力)・Think over(熟考)・Output(出力)という一連の行為を繰り返し行う学びのサイクルで、未来を創造する力を養う次世代型教育「DITO」メソッドは、Define(定義)・Input(入力)・Think over(熟考)・Output(出力)という一連の行為を繰り返し行う学びのサイクルで、未来を創造する力を養う

 具体的には、リーダーに必要な考え方や動き方を学んでから、現状把握、課題抽出、解決策の策定、フィードバック(評価とアドバイス)というプロセスを体験する。グループで協力して解決策の策定まで議論を重ね、プレゼンを行い、海外MBAホルダーなど実際に社会で活躍している本物のリーダーたちからのフィードバックも受ける。

定義する能力を補いながら
未来をリードする力を養う

独自の課題解決アプローチを通して、次世代の社会を担うリーダーを育てる独自の課題解決アプローチを通して、次世代の社会を担うリーダーを育てる

 「ここで大事になるのが、日本人が苦手だといわれる課題抽出、つまり、DITOの中のD(Define)=定義する部分です。単なる課題の設定ではなく真因を深く考えさせます」(持田副学園長)

 例えば待機児童についての課題が提示されると、生徒たちは待機児童問題を定義し直す。保育所が足りないのでは?という表層的な課題ではなく、なぜ都市部だけで待機児童が発生するのか、弱者を優先すべきなのか、税金を多く納めているのに子どもを預けられないのは不公平なのか?など、自ら考えることにより、しがらみのない意見が自然と生まれてくるという。

 「DITO」に基づいた主体的な教育をすることで、やらされる勉強から自らやる勉強に変化してくる。生徒自身が、課題の定義をし直すには知識が必要であると気付くからだ。

 ちなみにリーダー教育は今年4年目を迎え、今春は特進H第1期卒業生の約7割が、早慶上理ICUまたは国公立大に進学するなど、着実に実績を出している。これが同学園の教育の柱の一つであり、新設する中学校でも同様のプログラムを始める予定だ。

(左)1人に1台のノートパソコン。共有ファイルでグループ課題に取り組むことも。(右)教科横断型の授業週間「Subject Week」を設定、多面的な知識や視野を身に付ける(左)1人に1台のノートパソコン。共有ファイルでグループ課題に取り組むことも。(右)教科横断型の授業週間「Subject Week」を設定、多面的な知識や視野を身に付ける
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学校データ

細田学園中学校・高等学校

最寄駅
東京メトロ有楽町線・東武東上線 「志木」
JR武蔵野線「北朝霞」

所在地
〒353-0004
埼玉県志木市本町2-7-1

TEL
048-471-3255

URL
https://www.hosodagakuen.jp/

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