【麴町学園女子中学校・高等学校】“アクティブイングリッシュ”で英語力が躍進、 2019年度より新コース制を導入

麴町学園女子中学校高等学校

“アクティブイングリッシュ”で英語力が躍進、2019年度より新コース制を導入

著者・コラム紹介

教育目標に「みらい型学力」の育成を掲げ、“アクティブイングリッシュ”と呼ぶ音声中心の英語教育や、独自のキャリア教育である“みらい科”を展開している麴町学園。改革も3年目を迎え、英検取得率が大幅に上昇するなど確かな成果を上げ始めている。

麴町学園女子中学校・高等学校
山本三郎校長

 「みらい型学力」を伸ばす教育改革がスタートして2年がたち、麴町学園では今、目覚ましい成果が上がっている。その中心となるのが、英語教育における躍進だ。

 同校では、実用英語推進機構の代表理事である安河内哲也氏を英語科特別顧問に迎え、オリジナルの英語プログラム「アクティブイングリッシュ」を導入している。これは“言語活動型英語授業”というもので、その特徴は音声教育を徹底していることにある。

 毎朝10分間の英語音声活動で、英語をアウトプットする反射神経を身に付け、ICTをフル活用してネイティブの音声を頻繁に使用。「授業の中で教師の英語の発話は3分の1程度、残りの3分の2は生徒たちが主体的に英語を発話しています」と言うのは、英語科主任の小川浩正指導教諭だ。定期試験では英語4技能(※)を均等に測定して指導と評価の一体化を図る。さらに海外への研修旅行(グローバルプログラム)や英語での合唱、校内英語村“i Lounge”の設置などを通して、生徒たちが“楽しく”英語を使う環境を整えている。  

 こうした取り組みの結果、2017年度には高校在籍者の英検準2級の取得率は70・9%、英検2級以上は50%に達している。中学での英検3級以上も70%となり、この数字はアクティブイングリッシュ導入前(同35%)に比べると大幅なUP率になっている。

大学や企業との連携授業を積極的に取り入れる

英語の授業中の3分の2は、生徒が主体になって活動し学び合う、アクティブラーニングを実施している

 教育改革のもう一つの目玉は、独自のキャリア教育プログラム「みらい科」における教育活動だ。同科を担当する河越多衣子主幹教諭は、「新たな職業が次々と生まれる変化の激しい社会で生きてゆくため、未知のものにチャレンジし、新たな一歩を踏み出せる勇気を育むことを目指します。そのため5年で一つのストーリーが完結するように、豊富なラインナップの体験型学習を用意しています」と語る。

 みらい科では、多様なフィールドワークを行いながら、レジリエンス(復元力)やクリティカルシンキング(批判的思考力)を学んでゆく。例えば今年度の前半、高2は学校の近隣に社屋がある(株)ワコールと提携して企業コラボ体験を実施。実店舗に集客するための企画をグループごとに考えをまとめ、プレゼンする。選ばれたものは秋の学園祭で発表する。後半は各生徒が、同科の集大成としての「みらい論文」を完成させる。

 「教育改革の一番の成果は、生徒たちが変化したこと。英検という客観的な評価を得ることで自信が付いて不安がなくなり、自己肯定感も高まりました。それは生徒たちの生き生きとした表情を見ていると分かります」と改革を率先する山本三郎校長は語る。19年度からは、「スタンダードコース」(みらい探究コース)と「グローバルコース」(英語選抜コース)の新コース制を導入する。

※「英語4技能」……読む、聞く、話す、書くの四つの技能


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学校データ

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TEL
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URL
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