今年度から共学化がスタート 伝統と革新の調和で、未来への飛躍を図る

八雲学園中学校高等学校

今年度から共学化がスタート
伝統と革新の調和で、未来への飛躍を図る

著者・コラム紹介
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創立は1938(昭和13)年。時代に先駆けて取り組んできた英語教育と、多彩な体験的プログラムを通した感性教育が特色だが、今年度から男女共学化をスタート。創立80周年を迎え、伝統と革新を調和させる同校のチャレンジに注目したい。

八雲学園中学校高等学校
近藤彰郎理事長・校長八雲学園中学校高等学校 近藤彰郎理事長・校長

 今年度から共学校となった八雲学園。入学式には新中1生に36人の男子が顔をそろえた。1学年は124人、男子の割合は約3分の1だ。

 「女子校だった八雲学園にどのように男子生徒を迎え入れたら良いのか、そんな不安をよそに、とてもスムーズに溶け込んでくれました。高3生が“指導係”として最初の1カ月、中1生の面倒を見ていたのですが、男子も『お姉さん』である高3生とすっかり仲良くなって、5月の連休明けに校内で一緒にバーベキューパーティーをしました。また先日は、駒沢公園の運動場を借りてサッカー大会を催しましたが、思いっ切り体を動かす男子たちはとても元気で、そうした活気が学校全体に良い刺激をもたらしています」

 そう語るのは、近藤彰郎理事長・校長だ。

 八雲学園は1938年に創立され、今年度創立80周年を迎える。「英語の八雲」と呼ばれ、英語教育に定評のある伝統校である。共学化した理由について近藤校長は、「本校はこれまで、受け継ぐものをしっかりと見極め、時代に合わせて伝統をつくり上げてきました。戦前からの英語教育もその一つ。これからは男女が協働する時代であり、理解し協力し合うためには、中高時代に男女が共に学び、お互いをリスペクトする心を育てる必要があると考えたのです」と説明する。

男子生徒の入学で活気づくオリエンテーションの様子男子生徒の入学で活気づくオリエンテーションの様子

カリフォルニアの校外施設で
海外研修を実施

 共学化されても、同校の強みは変わらない。英語教育では、論理的な主張や議論を組み立てるレベルの英語力を獲得するため、実際の英語圏に身を置く研修プログラムを用意している。その拠点となるのが、米国カリフォルニア州サンタバーバラにある「八雲レジデンス」。同校専用の校外施設で、約5万坪の広大な敷地内には、宿泊施設やゲストハウス、温水プールやテニスコートがある。

カリフォルニアにグローバル教育の拠点「八雲レジデンス」
米国カリフォルニア州サンタバーバラにある「八雲レジデンス」。中3の米国海外研修や、高校の9カ月プログラム、部活動の海外遠征などで利用されている。宿泊施設の他、スタディールームなどの学習スペース、プールやテニスコートなどの設備を完備。太平洋を一望できる小高い丘の上にあり、豊かな緑に囲まれた静かな環境だ。ここを拠点に、生徒たちは安心して、現地のUCSBや姉妹校のケイトスクールと交流を行う。カリフォルニアのグローバル教育の拠点「八雲レジデンス」
米国カリフォルニア州サンタバーバラにある「八雲レジデンス」。中3の米国海外研修や、高校の9カ月プログラム、部活動の海外遠征などで利用されている。宿泊施設の他、スタディールームなどの学習スペース、プールやテニスコートなどの設備を完備。太平洋を一望できる小高い丘の上にあり、豊かな緑に囲まれた静かな環境だ。ここを拠点に、生徒たちは安心して、現地のUCSBや姉妹校のケイトスクールと交流を行う。

 中3の海外研修では、そのレジデンスを拠点にカリフォルニア大学サンタバーバラ校(UCSB)で授業を受け、現地の姉妹校ケイトスクールと交流しながら、本物の英語や文化に触れる。高校では、希望者を対象に「9カ月プログラム」が実施される。

 「3カ月の留学を中心に、出発前事前学習と帰国後事後学習を合わせ9カ月にわたるプログラムで、留学中は中学と同様にUCSBの授業を受けます。細分化された英語の授業を約270時間受けることで、生徒の英語力は、国際的な英語力の基準であるCEFR(セファール)※のB2レベルに達します。2014年から始まったプログラムですが、英語力はもとより、人間力も成長するなど、毎年大きな成果を上げています」(近藤校長)

※「CEFR 」……欧州を中心に幅広く導入されている言語の国際標準規格。Common European Framework of Reference for Languages

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学校データ

八雲学園中学校高等学校

最寄駅
東急東横線「都立大学」

所在地
〒152-0023
東京都目黒区八雲2-14-1

TEL
03-3717-1196

URL
http://www.yakumo.ac.jp/

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