【足立学園中学校・高等学校】今年度から三つの新コース制を導入、“原石を磨く”授業改革が進められている

足立学園中学校・高等学校

今年度から三つの新コース制を導入、
“原石を磨く”授業改革が進められている

著者・コラム紹介

「原石を磨く」教育で知られる足立学園。今年度から難関大を目指す「探究コース」など三つの新コース制が導入され、新校長の下で本格的な授業改革が進められている。建学の精神は「質実剛健・有為敢闘」。品格あるたくましい男子の育成を行っている。

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井上 実校長足立学園 中学校・高等学校 井上 実校長

 足立学園では今、大きな授業改革が進行中だ。今年度から高等学校では、難関国立大や医学部、海外の大学を目指す「探究コース」を新設、難関私立大を狙う従来の文理科は「文理コース」として継承し、スポーツや芸術など得意な分野を持つ生徒のため、総合型選抜(AO・自己推薦入試)に対応する「総合コース」も誕生した。

 「探究コース」新設の理由について、井上実・新校長は「難関国立大を目指す生徒は、自ら学ぶ姿勢を持たないと難しいと考えています。探究という名称には、自ら課題を見つけ、自ら答えを導く力を身に付けてほしい、という目的が込められています」と語る。

 探究コースでは週2時間、「探究総合」の時間が設けられている。例えば“エッグドロップ®”という課題。A4用紙2枚を使って、卵を3階から落として割らないようにするためにはどうすればいいか? 班をつくってアイデアを出し合い、仮説を立てて実験を繰り返し、論文を作成してプレゼンを行う。途中には、物理の講義も挟み込まれる。

自ら課題を見つけ、自ら答えを導く力を身に付けてほしい、という目的が込められた「探究コース」の授業風景自ら課題を見つけ、自ら答えを導く力を身に付けてほしい、という目的が込められた「探究コース」の授業風景

 「文系の課題では、“日本の紙幣に改定があったら、次に誰が肖像になるか”など、答えが一つに定まらない問いに対して、根拠を積み上げて論証していきます。こうしたプロセスを重ねることで、自ら考え解決する力が養われ、教科の勉強にも生きてくるのです」(井上校長)

希望制でカナダへの
ターム(学期)留学も導入

 さらに授業改革として、アクティブラーニングやICT教育が深く浸透し始めている。数学ではもはや板書を行わない。学ぶべきことはあらかじめ各生徒のタブレットに送られ、授業では実際に生徒が手を動かす問題演習に時間が割かれる。教師は手元に集まる生徒の解答を電子黒板に投影し、解説を加えながら授業を効率的に進める。

 「ICT教育で一番のメリットは、時間の短縮です。数学では板書を省けるため、授業内に解きやすい演習問題も省略せずにでき、生徒の解答を全てチェックして指導できるため、追試を行うこともなくなりました」と、井上校長はその効果を語る。

 またグローバル教育に対応するため、英語教育にも力を入れている。高校では7時限目にネイティブ教師と日本人教師が共同で英会話講座を開催、基本は希望制だが探究コースは必修だ。夏休みは、希望者に対して英国の名門パブリックスクール・ラグビー校への語学研修(2週間)がある。さらに今年度から、高1の希望者を対象にカナダへのターム留学(約3カ月間)を導入した。

 「授業改革で大切にしているのは、生徒たちに自分本位の夢を追うだけでなく、世のため人のために役立ちたいという“志”を持ってもらうこと。探究学習やICT教育、留学制度はその“志”を育てるための環境であり、幹から枝が出ていくような形で生徒を成長させたいと考えています」(井上校長)


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