セレモニー、見世物、無宗教――。
このご時世に結婚式は馬鹿らしい

「みんなのウェディング」の調査にも、様々な意見が寄せられている。

「自分たちがそういったセレモニーが苦手ということもあったが、両親とも披露宴を行なうことには年齢的に収入もない自分たちや親戚への配慮もあり、できれば遠慮して欲しいとのことだったから」(30歳)

「見世物になっているイメージが強く、挙式・披露宴を行なう気持ちは全くなかった」(27歳)

「主人の実家が北海道、私の実家が東北で遠距離のため、挙式・披露宴を行なわなかった。私(初婚)の親は望んでいたが、主人が再婚と言うこともあり、行なわなかった」(33歳)

「実際のところ無宗教なので、神様に誓うことに違和感があった。着たい衣装や雰囲気で宗教など関係なく、式の形式を選ぶのも理解できなかった」(30歳)

 最後の意見のように明確な価値観を持っているわけではなくても、経済的な不安に加え、おめでた婚や再婚などの事情、結婚に対する価値観の多様化が進んだ昨今では、結婚式は「絶対に必要なもの」から「選択肢の1つ」に成り下がっていることは間違いない。

「セレモニー」や「見世物」といった言葉が象徴するように、「自分たちのためのもの」というよりは、半ば義務的に行なっている感覚が強そうだ。なかには、「職場の人を呼びたくない」「プライベートの関わりを持ちたくない」と考える人すらいるという。