裸をさらしても生活は楽にならず
親や友人バレにおびえる毎日

 彼女は、現在までに計9本の作品に出演した。

「毎月、最低でも2、3本は出演依頼があると言われていたんですが、土日の撮影は人気が高くて、申し込んでもあぶれることが多いんです。結局、2ヵ月に1本か2本ほどの仕事しか入らず、本番NGの私の出演料は、1本3万~5万円。“脚フェチモノ”とか“マッサージモノ”なんかに出演しました。お金的には、完全にアテが外れちゃいましたね」

 生活費の足しになればと軽い気持ちで始めた副業だったが、次第に大きな不安に取りつかれるようになったという。

「本番なしといっても、顔出しで全裸になるわけです。いつか、会社の人や田舎の友人、親にバレるんじゃないかと、それを考えると胃のあたりがきゅーっとしてきて、心臓がドキドキし始めるんです。普段はなるべく考えないようにしているんですが、AV始めてからは常に精神が不安定な状態。精神安定剤を飲まないと眠れなくなりました」

 裸をさらしてもなお生活は楽にならず、しかも“バレ”を恐れる毎日。

「安易に足を踏み入れなければよかった」とも思うが、それでも彼女は「生活のためにも、もう少し続けるつもり」と語る。

 先の見えない、不安だらけの日々はいつまで続くのだろうか。