ロンボク島北部で7日、屋外で休憩する被災女性8月8日、剥がれ落ちてくるタイルや割れたガラスをよけて自宅から逃げ出した直後、インドネシアの農家ハジ・ルスランさんとその家族が住んでいた家は倒壊した。写真はロンボク島北部で7日、屋外で休憩する被災女性(2018年 ロイター/Beawiharta)

[Gumantar (インドネシア、ロンボク島) 8日 ロイター ] 剥がれ落ちてくるタイルや割れたガラスをよけて自宅から逃げ出した直後、インドネシアの農家ハジ・ルスランさんとその家族が住んでいた家は倒壊した。ルスランさんらは、家の反対側からその様子を見つめていた。

行方不明になっている人の写真を示す住人インドネシア、ロンボク島北部で8日、行方不明になっている人の写真を示す住人(2018年 ロイター/Antara Foto/Zabur Karuru)

 ルスランさんと家族は無事だったが、5日発生したマグニチュード(M)6.9の地震により、地区では住民40人が死亡した。政府の支援が届くのを待っているルスランさんらには、生き延びて幸運だったと感じる余裕はない。

「私たちが生きているということが一番大事だ。でも希望もなく、力も残されていない」と、ルスランさんは話す。ルスランさんの妻は、崩壊した自宅跡で、床に敷くマットや枕、台所用品など、使えるものがないか探していた。

 130人以上が死亡し、滞在中だった観光客数千人が島外に脱出した5日の地震は、リゾート地ロンボク島を襲った過去最大の地震だった。その1週間前には、M6.4の地震が同じ場所で発生し、17人が死亡したばかりだった。