Aさん 「はい。まだ数字にはつながっていませんが、H社の担当者が最近なんでもオープンに話してくれるようになって、信頼関係は構築できている気がしています」
Eリーダー 「そうでしたか。契約は信頼関係構築が重要だから、とてもいいことだね。以前は、挨拶が精一杯だったのだから、進歩していますね」
Aさん 「ありがとうございます!まだ数字には結びついていないのが不安ですが、いい関係は築けている気がします」
Eリーダー 「次は、どのように数字につなげていくかを意識してみましょう」
Aさん 「そうですね、今お話ししてみて、数字が取れていないことに不安だったのですが、自分が成長しているんだなと気づきました。次回のアポイントでは、数字につながる会話を具体的に行います」
Eリーダー 「そうだね。お客様との信頼関係のベースができたら、次のステップですね。着実に進めて結果を出していきましょう」

部下だけでなく自分自身も
成長することを意識する

 このように、今起きている「行動の変化」に着目し、Aさんへフィードバックすることによって、Aさん自身も、今度は結果を出すための具体的な行動に移す時期だと実感できました。事例のようにうまく話が展開しないかもしれないと不安に思うかもしれませんが、部下の「行動の変化」に着目することは、結果的に部下の成長につながると信じて実践してみましょう。

 また、部下の育成だけでなく、自身がプレイングマネジャーとして数字に追われる管理職も多く存在します。「部下の成長は自分の成長でもある」と意識してみることと合わせて、ぜひ、自身の成長を意識した「自分の行動の変化」にも目を向けて、挑戦してみてください。