シリコンバレーの起業家のうち、ビデオゲーム会社の経営に失敗したことで成功を収めた人物はスチュワート・バターフィールド氏の他にはいないだろう。  同氏は最初に立ち上げたビデオゲーム会社を軌道に乗せることができず、その会社を写真共有サービス「フリッカー」にくら替えした。フリッカーは2005年に米ヤフーに買収された。  4年後、別のビデオゲーム会社を共同で創業したが再度つまずき、今度は同社でのゲーム機能を基にメッセージプラットフォームを開発した。