• 金利上昇のポートフォリオへの影響  米中の貿易摩擦や世界的な成長鈍化への懸念から株価が下落する中、金利上昇はさらなる不安材料となっている。10年物米国債利回りは、1カ月前の2.9%から最近3.2%超に急上昇した。債券としては大きな動きであり、それが株価下落時に生じたことは、投資家が期待するようなセーフティーネットとしての機能を国債が果たしていないことを示している。金利上昇はまた、住宅ローンなどの借り入れコストの上昇も意味する。