NY証券取引所で10月12日、再び株価が急落し、10月初めには12を下回る低水準だったVIX指数が29まで上昇したことを受け、VIX取引に再び注目が集まっている。NY証券取引所で9月撮影(2018年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 12日 ロイター] - 今年2月の株価急落で大金を失ってから数ヵ月後、米小売大手ターゲットの元マネジャー、セス・ゴールデン氏は再びボラティリティー上昇とは逆方向に賭けている。

 ゴールデン氏は、株価変動が小さい局面で利益が得られる商品に賭けてきた結果、過去6年間で数百万ドル稼いだと言う。シカゴ・オプション取引所(CBOE)の一部相場が混乱してから数ヵ月内に、ボラティリティー・インデックス(恐怖指数、VIX)に連動する複雑な金融商品を取引し続けた投資家の1人だ。

「『ボラ売り投資家』の大半は2月にダメージを受けなかった。損失を出したのは新規参入者や、そもそもボラティリティーで取引すべきではない人々だ」とゴールデン氏は話す。

 再び株価が急落し、10月初めには12を下回る低水準だったVIX指数が29まで上昇したことを受け、VIX取引に再び注目が集まっている。また、ボラティリティーが長続きしない方に賭ける取引が緩やかに再構築されていることも一因だ。