【ソウル】米中両国の貿易やテクノロジーを巡る攻防が激しくなる中、米企業はある重要分野で、競合する中国企業より明らかに優位に立っている。それは研究・開発(R&D)への支出額だ。  アマゾン・ドット・コムやグーグル親会社のアルファベットをはじめとする米企業は、中国企業の1ドルに対して、5ドル以上をR&D に投資している。プライスウォーターハウスクーパース(PwC)の最新報告書で明らかになった。PwC は株式上場企業の中でR&D支出の多い上位1000企業を対象に、1年間(2017年7月1日~18年6月30日)のデータを集計した。