11月2日、6日の中間選挙に向けて各地の集会を次々と渡り歩くトランプ米大統領は、今回の選挙について、2年前の大統領選で自らの地滑り的な大勝に導いた草の根運動と「トランプ主義」に対する審判だと訴えた。写真は9月、スプリングフィールドで大統領が参加した選挙集会(2018年 ロイター/Mike Segar)

[スプリングフィールド(ミズーリ州) 2日 ロイター] - 6日の中間選挙に向けて各地の集会を次々と渡り歩くトランプ米大統領は、今回の選挙について、2年前の大統領選で自らの地滑り的な大勝に導いた草の根運動と「トランプ主義」に対する審判だと訴えた。

「2018年、皆さんは私に投票することになる」──。共和党候補者を応援するためミズーリ州に駆けつけたトランプ大統領は先月下旬、赤い帽子をかぶり、沸き立つ聴衆に向かって語りかけた。「皆さんの1票は私への支持だ」

 この訴えは、トランプ大統領と支持者が現在直面している困難を浮き彫りにしている。

 中間選挙において、下院の過半数と主要な州知事ポストをライバルの民主党が奪還する可能性が高まる中で、トランプ政策が今後2年間で実現するかどうかは、自らの票を「トランプ」とは違う名前の候補者に集めることができるかどうかで決まる。

 今回の選挙は、「Make America Great Again(米国を再び偉大に、MEGA)」というトランプ氏のスローガンの下に結集した人々が、まとまりのない個人崇拝的な支持から、大統領の支持基盤外の候補者まで後押しすることができる組織的な政治勢力へと、進化できるかを問う最初の現実的な試練となっている。

 ロイターでは、共和党の選挙対策幹部18人の調査、世論調査で提携するイプソスからのデータ分析、さらに多数の選挙候補者やストラテジスト、トランプ支持者に行ったインタビューなどに基づいて、トランプ大統領が誇る「MAGA運動」がどの程度浸透して、影響力を持っているかについて調査した。