11月6日、米中間選挙は、開票が始まった夜の段階で民主党が下院選を優勢に進めている。ニューヨークのマンハッタンで撮影(2018年 ロイター/Caitlin Ochs)

[ワシントン 6日 ロイター] - 6日行われた米中間選挙は、複数の米メディア報道によると、米議会の上院は共和党、下院は民主党が過半数の議席を保持する「ねじれ議会」となる公算が高まっている。

 NBCの予測によれば、下院では民主党が229議席を獲得して、共和党から過半数を奪還する見込み。また複数の米メディアは、与党共和党が上院(定数100)の多数派を維持する見込みだと報じている。

 民主党は下院奪還によりトランプ大統領の納税申告や利害対立の調査を行う権限を手にする。また外交政策ではサウジアラビア、ロシア、北朝鮮に対しより厳しい対応を求めることが予想される。

 6日夜9時(日本時間午前11時)の段階で、全米50州のうち25州以上で投票が締め切られた。議会の勢力バランスを決め、トランプ政権の今後を方向付ける今回選挙では、多くの選挙区で接戦が続いている。

 下院選では、バージニア州の選挙区で、民主党のジェニファー・ウェクストン候補が共和党現職のバーバラ・コムストック候補を破った。またフロリダ州南部では、クリントン政権時代に高官だった民主党のドナ・シャレーラ候補が、共和党議員が引退した選挙区で議席を獲得した。

 上院では共和党が過半数を維持する可能性が高いとみられている。民主党が過半数を獲得するには、改選前議席から2議席増やさなくてはならない。だがABCニュースの予想によれば、インディアナ州で共和党ブラウン氏が民主党の現職ドネリー氏に勝利するなど、民主党を厳しい状況に追い込んだ。

 民主現職のマンチン上院議員がウェストバージニア州で議席を守った。テネシー州では、共和党のブラックバーン候補が民主候補を退けた。

 米メディアによると、2016年米大統領選でヒラリー・クリントン氏と民主党指名候補を争ったサンダース上院議員と、同選挙でクリントン氏の副大統領候補だったケイン上院議員は、バーモントとバージニア州でそれぞれ大差で勝利を収めた。オハイオ州では、民主党現職のブラウン氏が議席を維持する勢いだ。

 ジョージアやフロリダ、オハイオなど注目の州知事選では接戦が続いている。

(John Whitesides)

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