注目銘柄ダイジェスト(前場):ソニー、日本板硝子、ミクシィなど

5月15日 11時36分
フィスコ
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ソニー<6758>:1128円(前日比-26円)
買い先行スタート後、マイナス圏に転落。パナソニック<6752>と有機ELテレビ事業で
提携交渉に入ったと報じられている。交渉には曲折も予想されるとしているが、実現
すれば、両社が主力事業で提携する初のケースとなるようだ。これまで、国内ライバ
ル同士の提携が、海外企業との競争において優位に働いたケースは少ないが、少なく
ても両社の意識の変化として前向きに捉える動きが寄り付き後は先行した。パナソニ
ック<6752>も買い先行でスタートしたが、ギリシャ動向など欧州信用不安などが警戒
される格好に。

日本板硝子<5202>:93円(同-3円)
さえない。大和では同社の投資判断を「3」から「2」へ格上げ、過度の悲観は払拭へ
としているが、見直しの動きにはつながっていない。欧州構成比が高く、足元での円
高ユーロ安の流れが警戒視されている。また、明日16日の早朝にMSCIの定期銘柄入れ
替えが発表されるが、除外候補の一つとも位置づけられているため、買い手控えムー
ドは強いようだ。

電通<4324>:2443円(同+45円)
しっかり。同社は前日に決算を発表、前期営業利益は事前予想の472億円を上回る520
億円となり、一転して増益をキープしている。今期見通しは600億円で同15%増益見
通し、580億円程度の市場コンセンサスを上回る水準になっている。全般的にディフ
ェンシブへと資金がシフトする状況下、好業績が素直に評価される展開にもなってい
る。

太陽誘電<6976>:760円(同+38円)
買い先行の展開。同社は前日に決算を発表、想定以上の今期業績回復見通しが好感さ
れる形に。営業損益実績は80億円の赤字で従来計画を約10億円下振れ、一方、今期は
100億円の黒字転換見通し、60億円程度の黒字転換がコンセンサスであったため、市
場予想を大きく上回る水準となっている。売上見通しが強過ぎるとの見方もなされて
いるが、株価の割安感も強く、回復期待をストレートに反映する流れが先行してい
る。

ニチハ<7943>:940円(同+68円)
逆行高で上昇率上位。同社は前日に決算を発表、今期営業利益は65億円で前期比6%
減益見通し、市場予想は75億円強の水準であったとみられ、大幅に下回る格好だが、
特に悪材料視はされていない。業績予想は保守的な傾向が強いとみられているなか、
ディフェンシブ性の強さなどが追い風になる状況へ。UBSでは、前期に4度の上方修正
を行っており、会社予想に過度な悲観は不要と指摘しているようだ。

東京精密<7729>:1412円(同-171円)
下げが目立つ。昨日発表した決算がネガティブ材料と捉えられている。前期営業利益
は従来計画を上回る45%増益決算となったが、今期は70億円で前期比28%減益、市場
予想の95億円程度を大きく下回る見通しとしている。受注計画などは保守的との見方
が多いが、地合い悪化の中では押し目買いの動きなども限定的にとどまっている。


五洋建設<1893>:189円(同-17円)
急落。昨日発表した決算内容がネガティブサプライズにつながっている。前期営業利
益実績は89.8億円で前期比8.2%減益、従来計画の101.0億円を大幅に下回った。第3
四半期決算時に95.0億円から101.0億円に上方修正していたこともあって、下振れに
は意外感が強い状況。急激な利益率の低下などに警戒感。今期の営業減益計画もネガ
ティブ視へ。

ダイフク<6383>:413円(同+38円)
上昇率トップ。前日の決算発表銘柄のなかでは、ポジティブなインパクトが目立った
銘柄。前期営業利益実績は42.2億円で前年同期比2.4倍、従来予想の35.0億円を大幅
に上回る着地へ。一方、今期見通しも60億円で同42%増益見通し、四季報予想の40億
円などを大幅に上回る水準。足元の株価は調整色を強めており、決算期待は殆ど織り
込まれていなかったとも見られる。

スタイライフ<%%%3037%%%>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。楽天<4755>との業務・資本提携を発表したことが好感されてい
る。楽天が同社の発行済み株式の32.5%を取得し筆頭株主となる。楽天は主力の楽天
市場において、ファッション分野の品揃えを強化するのが狙い。同社についても販路
の拡大が見込まれ、楽天との協業による業績改善に期待感が先行する格好に。


ピーエスシー<3649>:10900円(同-2100円)
一時ストップ安。同社やプラネックスHD<%%%6784%%%>など、直近において需給面主導で上
昇の目立っていた銘柄に処分売りが膨らむ展開となっている。昨日は日経ジャスダッ
ク平均の下落幅が昨年3月15日の震災直後以来の大きさとなるなど、足元で需給環境
は大きく悪化しているとみられる。とりわけ、個人投資家が売買の中心となる新興市
場銘柄については、資金流出によって下落が加速する状況に。

メッセージ<2400>:259100円(同-5900円)
さえない。前期営業利益は59億円となり、従来予想の63億円を下回ったことが嫌気さ
れている。「アミーユ」の新規施設の入居率が未達となったほか、ケアマネージャー
育成などの先行投資が背景のようだ。今期については、ジャパンケアの業績寄与もあ
り、売上高が前期比77%増の685億円、営業利益が同24%増の73億円と大幅な増収増
益見通し。なお、野村では目標株価を33万5000円から32万円へ引き下げも、介護の中
核銘柄としての評価は不変として投資判断「バイ」を継続へ。

日本管理センター<3276>:3020円(同-650円)
急落で一時ストップ安まで。昨日は一時3900円まで上伸し上場来高値を更新したが、
本日は利益確定売りに押されきつい下げとなっている。昨日は第1四半期決算を発表
し、1-3月期営業利益は2.0億円で着地。前年同期との比較はできないものの、上期の
会社計画である4.3億円に対する進捗率が46%に留まったこともネガティブ材料視さ
れているようだ。

クルーズ<2138>:ストップ安売り気配
ストップ安売り気配。昨日、本決算を発表し、今期営業利益は前期比2%増の20億円
と小幅増益見通しに留まったことが嫌気されている。ソーシャルゲーム事業の好調を
背景に業績拡大期待は高かったとみられるほか、四季報予想では31億円が見込まれて
おり、想定を大きく下回る内容にネガティブなインパクトが強まっている。なお、前
期営業利益は19.6億円となり、従来予想にほぼ沿った着地に。

ミクシィ<2121>:165800円(同+7700円)
大幅上昇。一部で、身売りを検討していると報じられたことが買い材料視されてい
る。社長の笠原氏が保有する約55%の株式について、売却に向けた交渉への参加を複
数の企業に打診し始めたと。近く行われる入札にはグリー<3632>やDeNA<2432>な
どが参加する見通しとも伝わっており、足元で業績が伸び悩む中でSNS業界の再編
に思惑が先行へ。なお、会社側では、報じられている事実はないとコメント。



(フィスコ)

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