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5月16日 11時37分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):メガバンク、ネクソン、大阪チタなど

メガバンク
三菱UFJ<8306>、三井住友FG<8316>、みずほFG<8411>はもみ合い。前日には揃って決
算を発表、相対的にみずほFGの内容がポジティブと捉えられるが、各社ともにほぼ想
定通りの好決算となっている。ただ、欧州債務問題への懸念が拭えないなか、世界的
な規制強化への警戒感、さらに欧米各行の格下げリスクなどが高まってもおり、積極
的な上値追いの動きにはつながりにくい状況であるようだ。

ネクソン<3659>:1418円(前日比-9円)
売り優勢。本日16日の早朝にMSCIの定期銘柄入れ替えが発表され、同社を含む3銘柄
が新規採用となった。ただ、阪急阪神<9042>や太平洋セメント<5233>とは違い、同社
は売り優勢の展開になっている。新規採用の可能性は高いと見られていたため、期待
感は十分に株価に反映される格好となっていたようだ。ちなみに、大和の試算では、
580万株程度の買い需要が発生とみられている。なお、除外となった広島銀<8379>や
ほくほくFG<8377>は売りが先行の一方、FIF(外国人投資可能浮動株比率)引き上げ
の大塚HD<4578>などは高い。

大塚HD<4578>:2482円(同+118円)
買い優勢の展開。MSCIの定期リバランス発表において、FIF(外国人投資可能浮動株
比率)が従来の0.45から0.65に引き上げられている。大和の試算では、593万株の買
い需要が発生、売買インパクトは阪急阪神<9042>に次ぐ水準となっており、需給改善
期待が先行する展開になっている。なお、特殊陶<5334>などもFIFの上昇を手掛かり
に買われている。

大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>:2557円(同+183円)
大幅続伸で上昇率上位。チタンの国内価格交渉が2年連続値上がりで決着、スポンジ
チタンの今年度大口需要家向け価格は前年度比で約2割上がったと伝わっている。原
料となるチタン鉱石の値上がり、航空機向け需要の堅調などが値上がりの背景に。生
産能力の引き上げ効果などと相俟って、業績上振れへの期待感などにつながる格好
へ。東邦チタニウム<5727>も買い優勢の展開となっている。

日本信号<6741>:530円(同+49円)
急伸で上昇率上位。同社は前日に決算を発表、前期営業利益は従来計画を下振れる着
地となったが、今期は前期比67%増益の55億円を予想。四季報予想の45億円などを上
回る水準で、ポジティブなインパクトが先行している。野村では投資判断「バイ」継
続で、目標株価を610円から660円にまで引き上げている。ERP関連の追加処理の懸念
が払拭されたこと、交通系ICカード新サービス導入に伴う自動改札機の更新需要拡大
の可能性などを評価しているようだ。

TPR<6463>:1380円(同+201円)
上昇率トップ。前日に発表した決算内容が評価材料となっている。前期営業利益実績
は79.1億円で前期比13%増益、従来計画の69億円を上回った。今期営業利益は119億
円で同50%増益の見通し、四季報予想88億円などとの比較では大幅な上振れとなる格
好に。今期年間配当金も前期比2円増配の計画としており、業績への自信の表れと捉
えられる。日本ピストンリング<6461>やリケン<6462>などとの比較でもインパクトは
強まる形。

SMC<6273>:13780円(同+590円)
大幅高。同社は前日に決算を発表、営業利益は881億円で前期比7%増益、850億円の
従来計画を上振れた。一方、今期は910億円で同3%増益見通し、市場コンセンサスは
やや下回る水準と見られるが、保守的な傾向が強く、期初は減益予想が示されるとの
見方が多かったため、増益ガイダンスをポジティブに捉える動きが先行。また、前期
末の配当金を従来予想比で引き上げているほか、今期の年間配当金予想も前期の130
円から140円に引き上げている。

ニチイ学館<9792>:890円(同-112円)
大幅安で下落率トップ。昨日発表した決算がネガティブサプライズにつながってい
る。前期営業利益は48%増益の117億円、従来計画線上での着地となった。一方、今
期は114億円で前期比2%の減益見通し。130億円程度の市場コンセンサスを下回る減
益予想に、失望感が先行する流れとなっている。英会話事業における先行投資負担な
どが響くもよう。なお、大和では、「強気」としている投資判断は見直しを含めて検
討としているようだ。

メディサイエン<%%%2182%%%>:2166円(同+236円)
大幅反発。エムスリー<2413>との資本・業務提携を発表したことが買い材料視されて
いる。エムスリーは同社株の25%を約12億円で取得する。インターネットを活用した
臨床試験支援などで協力し、効率的な治験支援サービスを開発する方針と。エムスリ
ーは医療情報サイトで約22万人の会員医師を抱えており、協業による業績拡大に期待
感が高まっている。

UBIC<2158>:7290円(同-280円)
さえない。昨日本決算を発表し、今期売上高は前期比17%増の60億円、営業利益は同
5%増の24億円と増収増益見通しとなった。ただし、前期の114%営業増益に対して今
期は小幅増益見通しに留まり、失望感が先行する格好に。なお、野村では、今期の会
社予想はこれまでと同様に受注が確定した案件中心で、新規案件についてはほとんど
織り込まないという前提で策定されており保守的とコメント。投資判断「バイ」を継
続し、目標株価を1万2000円から1万4000円へと引き上げへ。

JCOM<%%%4817%%%>:82800円(同+2500円)
大幅反発。MSCI標準指数の定期組み入れ銘柄見直しが発表され、同社については
FIF(外国人投資可能浮動株比率)の変更に伴って、ウエイトが上昇したことが好
感されている。同社のFIFは0.25から0.30へと上昇したもよう。一部では、1万
8000株の買い需要が発生すると試算されており、31日のリバランスに伴う需給イベン
トを先取りする動きに。

免疫生物研究所<4570>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。今期営業利益は前期比6.5倍の1.5億円、最終利益は同4.6倍の
1.9億円と大幅増益見通しとなったことが好感されている。タカラバイオ<4974>との
販売契約締結により国内外の販売網の拡大を目指すほか、製品開発力の強化による新
製品の継続した上市などを目指すもよう。2月に発表した新中期経営計画に沿った内
容であるものの、今期の大幅な業績拡大をあらためて評価へ。

セリア<2782>:1107円(同+21円)
買い先行。昨日本決算を発表し、今期売上高は前期比6%増の990億円、営業利益は同
10%増の85億円と増収増益見通しとなったことが好感されている。ほぼ四季報予想に
沿った内容ではあるが、100円ショップの好調継続による順調な業績拡大を評価する
動きに。また、ジャスダックと東証マザーズの2市場に上場する企業の12年3月期経常
利益は、前期比13%増と3期連続で2ケタの伸び率となったと報じられたことも支援材
料に。その中で取り上げられた同社のほか、スカイマーク<9204>なども買い先行とな
っている。

アズジェント<4288>:39800円(同+5600円)
急伸で一時ストップ高まで。発行済み株式数の1.45%に当たる575株を上限とする自
社株取得枠の設定を発表。取得期間は明日から8月16日までとなり、目先の需給面へ
の好材料が材料視されている。また、本日は、決算発表で自社株買い発表した銘柄が
逆行高を演じていると報じられており関心が高まる格好にも。なお、昨日、自社株買
いを発表したクルーズ<2138>も底堅い動き。

インフォテリア<3853>:194円(同+14円)
大幅反発。ソフトウェア開発や販売を展開する米Extentech社を買収すると発表した
ことが好感されている。Extentech社の子会社によって、クラウド上のサービス提供
技術を強化する。また、米国市場をはじめとする海外市場の展開をさらに加速するも
ようで、シナジー効果に期待感が先行へ。なお、今期業績に与える影響については軽
微としている。


(フィスコ)

【※関連銘柄の株価チャートはこちら!】
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◆三井住友フィナンシャルG(8316)
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◆広島銀行(8379)
◆ほくほくフィナンシャルG(8377)
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◆大阪チタニウム(5726)
◆東邦チタニウム(5727)
◆日本信号(6741)
◆TPR(6463)
◆日本ピストンリング(6461)
◆リケン(6462)
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◆ニチイ学館(9792)
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◆UBIC(2158)
◆免疫生物研究所(4570)
◆タカラバイオ(4974)
◆セリア(2782)
◆スカイマーク(9204)
◆アズジェント(4288)
◆クルーズ(2138)
◆インフォテリア(3853)
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