卒業&就活時期はバラバラ!?コネ当たり前!?
インドネシアの新卒採用事情

インドネシアでのAHRPスタッフのフリッツ(左)とエド(右)

 インドネシアの大学生の就職活動は、基本的には卒業後にスタートします。ですから、特定の就職活動時期というのはありません。最近は外資系企業が青田刈り?に来ていて、在学中に就活する学生もいるようですが、卒業試験が終わって、卒業式までのヒマな時間に就活するのがもっとも早いスタートのようです。

 大学で特徴的なのは、卒業時期が同じ大学、同じ学部でもバラバラということ。単位の揃った人から卒業するそうです。早く卒業して、かつGPA(成績評価値)3.5以上なら「すごい!えらい!」と評価され、就職に有利のようです。勉強を頑張った人が評価される仕組みですね。

 学生に人気がある企業は、公務員や国営企業・銀行など安定した大企業。日本も中国もインドネシアもこのあたりは共通しています。

 しかし、インドネシア大学OBでAHRPスタッフのエドに聞くと、「最近はアントレプレナー(起業家)も増え、商売を始めています。飲食、エステ、コスメなど生活に密着したものでの起業が多いです。殺虫剤をつくる会社をつくろうという学生もいますよ」

 経済発展とともに、チャンスがゴロゴロ転がっている感覚が学生の中にも出てきているようですね。

 さて、就職活動ですが、もちろんリクナビやマイナビのような募集企業の集合サイトはありません。大学に来ている求人を大学のサイトで探すようです。

「コネですよ、コネ!先輩がいて声がかかったり、こちらから出向いたり。紹介が中心ですね」とは、前述のエド。

 採用&就職活動インフラも未整備なんですね。

 コネがなければ、もっぱらネット上の企業HPからエントリーし、まずは履歴書、成績証明書、自己PRなどの書類を送り、書類審査を通過した者のみが選考過程に入っていくという中国と同じ形式ですね。

「自己分析ってわかる?エントリーシートはある?面接対策はしてる?」

 もうひとりのAHRPスタッフ、フリッツに聞きました。