――筆者のクリストファー・ミムズはWSJハイテク担当コラムニスト ***  ロボットは恐らくわれわれの雇用を奪うだろう。一方で、ロボットを歓迎することで労働者は最大のメリットを享受できるという証拠も明らかになりつつある。  ロボットの数が多い国ほど国内総生産(GDP)は大きく、国民の平均的所得水準も高い。反対に、自動化に逆らう国は富を創出する機会だけでなく、新たな雇用の機会も失っている。