大谷翔平もやっていた、たった9マス埋めるだけの目標達成ツール活用法Photo:PIXTA

先日、メジャーリーグで活躍している大谷翔平選手が、今季のア・リーグ最優秀新人に選ばれたことは記憶に新しいだろう。そんな大谷選手が高校時代に取り組んでいたのが、メジャーリーグで活躍するために必要な要素や行動をまとめた「目標達成シート」。これが、事業計画や商品開発の目標設定のツールとして、いまビジネスでも注目されている。今回は、その「目標達成シート」の原型となっている9マスのチャート「マンダラチャート」について、『仕事も人生もうまくいく!【図解】9マス思考 マンダラチャート』(青春出版社刊)の著者・松村剛志氏が解説する。

「マンダラチャート」の実際の活用方法を紹介

 目標達成の最短ツールともなり得る「マンダラチャート」。では、「マンダラチャート」をどのように作成し、活用していけばよいのだろうか。「マンダラチャート」を作成して、実際に目標を達成できた人たちの事例をいくつか見ていきたい。

 まず、とある経営コンサルティング会社の幹部で、企業研修・社員研修を行う講師としても活躍している人の「マンダラチャート」を紹介する。これは、基本的な「A型チャート」である。