デモを行うEU反離脱派12月4日、メイ英首相は、11日に議会でEU離脱案の承認を得る必要がある。写真はデモを行う反離脱派。ロンドンで撮影(2018年 ロイター/Henry Nicholls)

[ロンドン 4日 ロイター] - メイ英首相は、強硬離脱派から欧州連合(EU)残留派まで、また与党の一部から野党まで幅広い層からの反対を克服し、11日に議会からEU離脱(ブレグジット)案の承認を得る必要がある。

 計5日の審議を通じて議会を説得して、政府が定めたブレグジット路線の遅延や修正、あるいは完全撤回を狙う動きに打ち勝たなければならない。

 英議会の現状と実際の採決までの流れは以下の通りになる。

 ●議会の現状

 離脱案の是非を投票で決めるのは下院で、メイ政権は定員650人の過半数を確保していない。普段は閣外協力している北アイルランドの地域政党、民主統一党(DUP)は離脱案に反対だ。