お金持ちは親として、次のようなことを心がけて子どもたちを教育しているようでした。

◎本人たちに実際にさせてみる
◎本人たちに考えさせる
◎理由をしっかり考えさせる
◎意見をはっきり伝え合う

 つまりは、「考える力」を養わせているのです。
 仮に親にとって「それはどうかな?」と思うことがあったとしても、本人がしっかり考えたうえならば「わかった、いいよ」とその日の予算とお小遣いを渡すのです。

 ボクが知っているお金持ちのお父さんは、子どもがコンビニにお菓子を買いに行って帰ってくると、必ずこんな質問をしていました。

「何が一番売れていた?」
「お客さんはどれくらいいた?」

 これがその親子の普通の会話なのです。

 おじいは言いました。

「観察力と思考力は連動しているから、お金持ちはそこを大切にするんだろう。
 常日頃から思っていることを言語化したり、まとめたり、伝えるクセをつけると、あとあと必ず役に立つからね」

 実はこれも「整理整頓の本質」の1つです。
『天国おじい』では、整理整頓が生き方と連動していることを紹介していますので、どうぞそこにあるお金持ちたちの金言の数々をチェックされてみてください。