• 「正当な理由」  メディア大手CBS(CBS)のレスリー・ムーンベス前最高経営責任者(CEO)が巨額の退職金をもらい損ねたことは、セクハラ訴訟のパターンを変える契機となるかもしれない。そしてセクハラの加害者が実質的に重い責任を負う事例が、点から線へとつながっていくきっかけになるかもしれない。  ニューヨーカー誌による一連の告発記事で辞任へ追い込まれたムーンベス氏だが、当初は1億2000万ドルもの退職金を受け取る可能性があった。