[6日 ロイター] - 韓国のサムスン電子<005930.KS>は6日、同社のスマートテレビが数カ月以内に米アップル<AAPL.O>のiTunesサービスへの対応を開始すると発表した。スマートテレビを通じてiTunesコンテンツの視聴が可能となる。

アップルは中国でのハードウエア販売低迷や世界的なスマートフォン市場の飽和などに直面。戦略の転換を進めており、今回の動きもこの一環とみられている。

アップルはすでにオリジナルの動画コンテンツ制作で複数の大型契約を結んでいるが、配信方法やサービスの開始時期はこれまで明らかにしていなかった。

今回のサムスンとの契約は、アップルにとって他社製機器を通じたコンテンツ配信への第一歩となる可能性がある。アップル製品にはテレビに接続して利用する「Apple TV」があるが、フルセットのテレビは生産していない。

サムスンの発表によると、ユーザーはサムスンのスマートテレビを通じてiTunesの既存の映画やテレビ番組の視聴のほか、新たなコンテンツの購入やレンタルが可能となる。また、アップルのストリーミングソフト「AirPlay2」にも対応し、iPhone利用者が自身のデバイスからサムスンのテレビにコンテンツをストリームすることができるようになる。