テクノロジー業界にとって、2018年はこれ以上悪くなりようがない年だったと言っても過言ではない。マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)らフェイスブックの幹部はプライバシー問題やプラットフォームの不正操作をめぐり毎週のように謝罪した。自動運転車はまだ実用化の段階にないことを自ら証明したし、テスラCEOのイーロン・マスク氏はツイッターへの投稿で危うく自滅するところだった。都市にあふれた電動キックボードは破壊行動の対象と化し、高値が続いたテクノロジー株は下げに転じた。