米議会1月7日、米政府機関の一部閉鎖が17日目に入ったが、メキシコ国境沿いの壁建設費を巡るトランプ大統領と議会民主党の対立は打開の道筋が見えないままだ。写真はワシントンの米議会。2018年12月撮影(2019年 ロイター/Joshua Roberts)

[ワシントン 7日 ロイター] - 米政府機関の一部閉鎖が17日目に入ったが、メキシコ国境沿いの壁建設費を巡るトランプ大統領と議会民主党の対立は打開の道筋が見えないままだ。

 議員や政府関係者への取材に基づき、今後考え得る事態打開のシナリオをまとめた。

歩み寄り

*ドリーマー

 トランプ大統領は、議会が壁建設費を認めるなら、幼少期に親と米国に不法入国した若者「ドリーマー」を強制送還させないという取引を提案する可能性がある。この種の取引は合意寸前までいって崩れた経緯がある。

*壁ではなくフェンス

 トランプ氏は、建設するのを壁ではなく鋼鉄製のフェンスとする可能性に言及している。フェンスは既に国境の一部に設置されており、さらに建設中。建設拡大の予算を取り付けられれば、トランプ氏は勝利を宣言でき、民主党側は壁を阻止したと主張できる。

*その他の措置

 メキシコ国境の警備強化には、全地形対応車や国境警備隊の配備を増やすなど、壁以外にも多くの手段がある。