アジア株、昨年は外国人売り越し額が2012年以降で最大1月4日、韓国、台湾、インド、タイ、フィリピン、インドネシア、ベトナムのアジア7ヵ国・地域の証券取引所の外国人投資動向に関するデータを集計したところ、2018年の売り越し総額は336億ドルと、少なくとも12年以降で最大規模になった。台北の証券会社で2015年4月撮影(2019年 ロイター/Pichi Chuang)

[4日 ロイター] - 韓国、台湾、インド、タイ、フィリピン、インドネシア、ベトナムのアジア7ヵ国・地域の証券取引所の外国人投資動向に関するデータを集計したところ、2018年の売り越し総額は336億ドルと、少なくとも12年以降で最大規模になった。米中貿易摩擦と域内企業の収益鈍化が響いた。

 IGのシンガポール駐在市場ストラテジスト、Jingyi Pan氏は「2018年は波乱の1年だったことはほぼ間違いなく、米中貿易摩擦や両国以外の国の成長に対する懸念によってそれが浮き彫りになった」と指摘した。

 個別に見ると台湾の売り越し額が117億ドルと最大で、89億ドルのタイと56億ドルの韓国が続いた。

 7ヵ国・地域全体で売り越しに転じたのは3年ぶりだった。

 米中両国による関税の応酬がアジアの経済成長を巡る不安を呼び起こし、主要株価指数が押し下げられた。