――筆者のクリストファー・ミムズはWSJハイテク担当コラムニスト ***  アップルはささいだが抜本的な戦略変更に乗り出している。壁に囲まれた庭の固い守りに風穴を開けつつある。アップルは長年、主にソフトウエアやサービスを同社のハードウエア上でしか利用できないようにすることで特別感を演出し、その高い価格を正当化してきた。だがラスベガスで開催中の国際家電見本市「CES」で、これまでとは何か違うことを試そうとしていることがうかがえた。