1月14日、メイ英首相は、自身がEUと合意したEU離脱案を議会下院で15日採決にかけ、否決される可能性が高い。写真は英国旗とEU旗。ロンドンで撮影(2019年 ロイター/Clodagh Kilcoyne)

[ロンドン 14日 ロイター] - メイ英首相は15日、自身が欧州連合(EU)と合意したEU離脱案を議会下院で採決にかけ、否決される可能性が高い。

 否決されれば英国のEU離脱(ブレグジット)を巡る不透明感が強まるだろう。次に起こり得るシナリオを以下にまとめた。

 ●再び議会採決

 首相は21日までに、英国の次の計画を示さなければならない。計画の内容は定かでないが、英メディアによると、首相はEUから何らかの言質を新たに得た上で、再び離脱案について議会採決を求めるとみられる。

 一部議員からは、政府が一時的に主導権を返上し、超党派の上席議員でつくる委員会に移すという非伝統的な案が浮上している。

 これが技術的に可能かどうか、また、十分な支持を得られるかは不明。政府は、秩序ある形でEUを離脱するという政府の法的責務を阻むような措置は、極めて憂慮すべきだとしている。