●首相辞任

 首相は保守党党首を辞任し、同党は総選挙を経ずに新党首を選ぶ手続きに入る。

 ●党首の地位は当面安泰

 首相は昨年12月の信任投票で、保守党党首としての信任を勝ち取った。このため、今後1年間は党首の座から降ろすことは不可能。

 ●内閣不信任決議

 野党労働党は、EU離脱案が否決されれば内閣に対する不信任決議を求めると表明しているが、その時期は明確にしていない。

 議会の過半数が不信任に投票した場合、労働党は14日以内に過半数の支持を得て政権を樹立できることを示す必要がある。その場合、総選挙を経ずに労働党が政権を奪うことができる。

 ●総選挙

 メイ政権の不信任決議が可決され、かつ労働党が新政権を樹立できない場合には、総選挙が公布される。議会の3分の2が賛成すれば、メイ首相自身が解散総選挙に打って出ることも可能。ただ首相は、総選挙は国益に反すると述べている。