[オタワ 17日 ロイター] - 中国の盧沙野・駐カナダ大使は17日、カナダ政府が次世代高速通信「5G」ネットワークに技術提供する企業から中国の華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]を排除した場合、何らかの影響があると警告した。

記者会見で「反動があると考えている」と述べたが、詳細には触れなかった。その上で、カナダ政府は本件に関して「賢明な判断」をすべきだと述べた。

カナダ当局は現在、5Gネットワークのセキュリティー対策を検討しているが、一部の同盟国のようにファーウェイを排除する決定はしていない。[nL3N1ZG4O4][nL3N1ZH43J]

中国とカナダを巡っては、カナダが米国の要請で12月にファーウェイ幹部を逮捕したことを受けて関係が悪化。中国はその後、カナダ人2人を拘束し、今月には麻薬密輸罪に問われたカナダ人被告に死刑を言い渡した。[nL3N1ZE62V]

盧大使はまた、来週スイスで開かれる世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)でカナダのフリーランド外相は「マイク外交」を展開したり、他国の支持を呼びかけたりすべきでないとくぎを刺した。

「カナダがこれらの問題を誠実に解決したいと考えているなら、そうした行動はとらないだろう。行動する前によく考えることを期待する」と述べた。

これに対しフリーランド外相は「同盟国と引き続き日々対話する」とし、政府の方針を変えない意向を示した。

5G技術に関する調査の詳細についてはコメントを控えた。関係筋によると、調査結果が近く公表される見通しは立っていない。

*写真を付け、カテゴリーと内容を追加します。