25日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・景気敏感セクターに買戻しがみられるか
・ドル・円は79円75銭付近、80円10-20銭に大口のドル売りオーダー
・PSS<7707>がストップ高などバイオ関連の一角に短期資金の関心が向かう
■景気敏感セクターに買戻しがみられるか
日経平均は小幅に続伸。0.27円高の8563.65円(出来高概算7億8000万株)で前場の取
引を終えた。欧州市場はユーロ圏5月の総合PMI、独5月のIfo景況感指数などが予想を
下回ったが、銀行株などに安値拾いの動きがみられたことで反発。米国市場でもNYダ
ウが反発するなど、世界的な株価の下落基調に一服感が出たこと、日経平均は前日に
心理的な節目の一時8500円を割り込んだこともあり、上昇して始まった。しかし、寄
り付きに付けた8616.85円が高値となり、その後は上海やハンセンなどの鈍い値動き
などが嫌気され、下げに転じる局面もみられている。
東証1部の騰落銘柄は、値上がり551に対して値下がり950、変わらず169と、値下がり
数が全体の過半数を占めている。規模別指数では小型株指数の弱さが目立つ。セクタ
ーでは、食料品、不動産、医薬品、ゴム製品、小売が堅調な半面、鉄鋼、海運、鉱
業、ガラス土石、その他金融、非鉄金属などがさえない。
日経平均は8600円を回復して始まったものの、その後は前日終値を挟んでのこう着が
続いている。上海やハンセンなどの鈍い値動きなどが嫌気されたほか、債券先物が上
昇していることもあり、債先買い・株先売りとの見方にも。米ゴールドマン・サック
スが日本の不動産投資を再開との報道を受けて買いが先行した不動産も寄り付きが高
値圏であり、手掛けづらさがうかがえる。日経平均はファーストリテイリング
<9983>、JT<2914>が支えている状況である。仕手系色の強い材料株なども朝方に急
伸したものの、その後は急速に失速する銘柄も散見される。
ギリシャのユーロ離脱への警戒など欧州問題のほか、米国では週明けがメモリアルデ
ーの祝日のため、商いが膨らみづらいところ。材料系の銘柄も手掛けづらくなると、
様子見姿勢が一段と強まりそうだ。
一方、為替市場では対ドル、対ユーロともに、やや円安に振れてきている。失速した
景気敏感セクターに買戻しとみられる動きが出てくるかが注目される。そうなれば、
5日線に上値を抑えられている状況が続く日経平均は、同線を上回ることが可能だろ
う。
■ドル・円は79円75銭付近、80円10-20銭に大口のドル売りオーダー
ドル・円は79円75銭付近。ここまでのドル・円は、79円55銭から79円75銭まで上昇。
日本4月のコア消費者物価指数(CPI)の上振れ、ゴトー日(5・10日)の仲値不足に
絡むドル買い需要などで、上値を伸ばした。ただ、80円10-20銭に大口のドル売りオ
ーダーが観測されており、79円台後半では上値の重い値動きとなっている。なお、ド
ル買いオーダーは、79円00-10銭に覆面介入と噂されるオーダーが控えている。
ユーロ・ドルは、1.2526ドルから1.2552ドルで推移。ギリシャのユーロ圏離脱リスク
を懸念して、上値の重い値動きとなっている。ユーロ・円は、99円75銭から100円00
銭で推移。。
12時16分現在のドル・円は79円75銭、ユーロ・円は99円88銭、ポンド・円は124円79
銭、豪ドル・円は77円62銭付近で推移。上海総合指数は、2347.06(前日比-0.17%)
で推移している。
■後場のチェック銘柄
・ポジション調整の動きが主体、外部環境の不透明感は継続で見送りムード
・PSS<7707>がストップ高などバイオ関連の一角に短期資金の関心が向かう
・後場はバイオ関連の物色の広がりに注目、全体的にはディフェンシブ優位が継続へ
☆後場の注目スケジュール☆
<国内>
16:00 藤村官房長官、定例記者会見
<海外>
15:00 独・6月GFK消費者信頼感調査(予想5.6、5月5.6)
【※関連銘柄の株価チャートはこちら!】 |
◆プレシジョン・システム(7707) |
◆ファーストリテイリング(9983) |
◆日本たばこ産業(2914) |
【※最新の株価指数・為替チャートはこちら!】 |
◆日経平均株価 |
◆東証マザーズ指数 |
◆ジャスダック平均株価 |
◆NYダウ(ダウ平均株価) |
◆ナスダック総合指数 |
◆米ドル/円 |
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