[ニューヨーク 18日 ロイター] - 仮想通貨ビットコインの価格は2018年、大幅下落したものの、非合法薬物や偽の身分証明書など違法商品が取引される「ダークネット市場」における決済利用が2倍に増加した。ブロックチェーン調査会社チェイナリシスの調べで分かった。

ダークネット市場におけるビットコインの取扱高は2018年を通じて増加。1日当たり平均200万ドル相当と、同年初めの約2倍となったという。

同社によると、ダークネット市場へのビットコインの流入は同年に6億ドル相当となり、前の年の7億ドル相当から減少した。同社のシニアエコノミスト、キム・グラウアー氏は、闇サイト「アルファベイ」や「ハンザ・マーケット」が17年半ばに閉鎖されたことが背景だと分析。「今年も(取扱高が)減少すると考えるのは、誤解を招く恐れがある」と述べた。

さらに同氏は、ビットコイン価格が大幅変動しても、同市場の利用者は意に介していないとも指摘した。

ビットコインは利用に際して身元を証明する必要がないため、ダークネット市場での決済利用が一般化している。