株式レポート
1月25日 8時7分
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(朝)米国市場は高安まちまち 半導体関連株の上昇でナスダックは続伸 日本市場は小動きでのスタートか - 市況概況

【米国株式市場】ニューヨーク市場

NYダウ: 24553.24  ▼22.38 (1/24)
NASDAQ: 7073.46  △47.69 (1/24)

1.概況

米国市場は高安まちまちとなりました。ダウ平均はロス米商務長官が米中貿易交渉が合意に至るまでにまだ距離があると述べたことで米中貿易交渉の難航が意識され小幅に反落しましたが、市場予想を上回る決算を好感した半導体関連株への買いに支えられてS&P500株価指数とナスダック総合株価指数は続伸となりました。

午前中は小幅に上昇する場面もみられたダウ平均ですが50ドル高で上値が押さえられると午後に入って下げ幅を広げ一時は150ドル安余りまで下落する場面もありました。その後下げ幅を縮める展開となったダウ平均ですが結局戻し切れず22ドル安の24,553ドルで取引を終えています。一方でS&P500株価指数が3ポイント高の2,642ポイントとなったほか、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も47ポイント高の7,073ポイントとなっています。

2.経済指標等

1月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は54.9と前月から上昇し市場予想も上回りました。また、先週一週間の米新規失業保険申請件数は前週比1万3000件減の19万9000件となり悪化を見込んでいた市場予想に反して改善となりました。2018年12月の米景気先行指標総合指数は111.7となり市場予想と一致しています。

3.業種別動向

業種別S&P500株価指数は全11業種のうち情報技術やエネルギー、資本財・サービスなどの8業種が上げ、情報技術は1%近く上昇しました。一方で生活必需品とヘルスケア、素材の3業種が下げ、生活必需品は1%を超える下落となりました。

4.個別銘柄動向

市場予想を上回る決算を受けて半導体関連株が買われました。半導体製造装置のラムリサーチ(LRCX)が急伸し16%近く上げたほか、画像半導体大手のエヌビディア(NVDA)も6%近く上げています。同じく市場予想を上回る決算を発表したテキサス・インスツルメンツ(TXN)も7%近く上げたうえ、市場予想を大きく上回る売上高の見通しを発表したザイリンクス(XLNX)も18%以上上げています。また空運株も高く、格安航空会社のサウスウエスト航空(LUV)が決算で売上高などが市場予想を上回ったことで6%を超える上昇となり、決算で1株利益が市場予想を上回ったアメリカン航空(AAL)も6%以上上げています。

一方で投資判断と目標株価の引き下げを受けてカナダの高級衣料品カナダグース(GOOS)が7%以上下げています。調味料大手のマコーミック(MKC)も決算が市場予想を下回ったことで急落し10%余り下げています。さらに取引終了後に決算を発表したインテル(INTC)は売上高が市場予想に届かなかったことなどで時間外に大きく下げています。

5.為替・金利等

長期金利は0.03%低い2.71%となりました。ドル円は109円台後半で推移しています。

VIEW POINT: 今日の視点

本日の日本市場は米国市場が高安まちまちとなったことから小動きでのスタートが予想されます。こうしたなか日経平均は本日も5日移動平均線(昨日時点で20,635円)や25日移動平均線(20,450円)を意識した展開となりそうです。

(マネックス証券 シニア・マーケット・アナリスト 金山 敏之)

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