ポンド売りに巻き戻し、「合意なき離脱」リスク後退で1月23日、外為市場で2年以上にわたり続くポンド売りは峠を越えたかもしれない。2017年撮影(2019年 ロイター/Thomas White)

[ロンドン 23日 ロイター] - 外為市場で2年以上にわたり続くポンド売りは峠を越えたかもしれない。英国の欧州連合(EU)離脱交渉が最終段階に入って合意なき離脱(ハードブレグジット)という最悪のシナリオが遠のき、ポンド売りの巻き戻しが起きているとみられるためだ。

 米国の一部政府機関閉鎖の影響で、主要通貨のポジションの確認に使われる米商品先物取引委員会(CFTC)の週間統計は昨年12月下旬から発表が止まり、投資家は手探り状態で取引している。

 CFTCの直近の統計となる12月21日発表分はポンドの対ドルの売り越しが48億4000万ドルと、昨年9月の65億ドルから売り越しが縮小した。

 ロイターがさまざまなデータを点検したところ、ポンドは引き続き売り越しとなっているものの、その規模は昨年12月12日分統計からさらに縮小したとみられる。

 大手金融機関のデータからもCFTCの統計発表停止以降、ポンドのポジションが大きく動いたことが読み取れる。