アイコンが表示されたiphonePhoto by Keisuke Yamaguchi

『週刊ダイヤモンド』2月2日号の第1特集は「トヨタ・パナ・ソニーも参戦 サブスク革命」です。いま世界中で「サブスクリプション」なるビジネスモデルが大流行していて、日本でもラーメンから自動車までさまざまな業界で広がっています。日本では単なる「定額制」サービスとして語られることが多いけれど、実際は少し異なるようです。では、サブスクリプションとは一体どんなビジネスモデルなのか、また、日本企業やあなたの職場にどんな変化をもたらすのでしょうか。超入門編をお届けします。(本記事は特集からの抜粋です)

なぜ今、
サブスクリプションなの?

 サブスクリプション(subscription)を辞書で引いてみると、「新聞や雑誌の定期購読」や「予約購読」という意味が出てくるはずだ。定期購読プランは大半の雑誌が用意しているし、何より紙の新聞を定期購読することは、ほんの数年前まで「社会人の常識」だった。

 つまり、サブスクは最近になって新たに誕生したビジネスモデルではないのだ。では、なぜ今、これほどサブスクが盛り上がっているのだろうか。

 最大の要因は、「所有から利用へ」という消費者の志向の変化だ。若者を中心に物を所有することに価値を感じなくなっている。