中国アリババの近未来ホテル
1月23日、中国の電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディングが経営する近未来型ホテル「菲住布渇(フライズーホテル)」では、身長1メートルほどのロボットが動き回り、客室に食事や新しいタオルを届けている。浙江省の同ホテルで22日撮影(2019年 ロイター/Xihao Jiang)

[杭州(中国) 23日 ロイター] - 中国の電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディングが経営する近未来型ホテル「菲住布渇(フライズーホテル)」では、身長1メートルほどのロボットが動き回り、客室に食事や新しいタオルを届けている。

 アリババによれば、こうしたロボットを含む一連のハイテクツールによって、ホテルの人件費は大幅に削減され、宿泊客も人間とのやり取りの必要がなくなっている。

 先月正式オープンとなった全290室の「フライズー」は、アリババが将来的にホテル産業に売り込みたいと考えているテクノロジーを育てる場であり、人工知能(AI)分野における同グループの高い能力を示す機会を与えている。

 同時に、このホテルでは、無人ビジネスに対して中国の消費者がどの程度許容するかという実験の場にもなっている。中国ではプライバシーに踏み込むデータ共有テクノロジーが受け入れられやすく、大いに歓迎される場合も多い。