中国、景気刺激策を強化へ1月25日、中国政府は米国との貿易摩擦が続く中でさらなる景気刺激策を導入する方針。上海で2018年4月撮影(2019年 ロイター/Aly Song)

[北京 25日 ロイター] - 中国政府は米国との貿易摩擦が続く中でさらなる景気刺激策を導入する方針。ただ中国はすでに多額の債務を抱えているほか、不動産市場では融資拡大により相場が高騰するリスクがあり、積極的な政策の余地はあまりない。複数の政策当局関係者が話した。

 中国の景気減速が加速する中、市場でも大規模な財政出動に動くとの見方が高まっている。米国と繰り広げる関税の応酬が激化すれば、中国の雇用や社会保障に影響するとの見方だ。

 中国政府のトップはたびたび、大きな代償を伴う大規模な財政出動を否定してきた。過去に政府が同様の動きに出た際、成長率が急速に加速したと同時に国の債務は膨れ上がった。

 関係筋の一人は「大規模な刺激策の余地は余りない。そして非常に大きなリスクを伴うことになる。流動性とレバレッジの拡大に頼ることとなるからだ」と匿名で話した。