[ブリュッセル 28日 ロイター] - 米フェイスブック<FB.O>は28日、外国による選挙への介入を阻止するために政治広告を巡る規則と安全策を強化する方針を発表した。

今年は欧州で欧州議会選挙のほか、ベルギーやフィンランドなどで選挙が相次ぎ、偽情報の拡散などに対する懸念が高まっている。これに先立ちフェイスブックは昨年10月、英元副首相のニック・クレッグ氏を国際戦略・広報担当のトップとして起用していた。

クレッグ氏はこの日、記者会見で「政治的な発言を行い、広告を載せることを望むユーザーに対しては認証を要求し、こうした広告については誰が資金を出しているのか表示する」方針を明らかにした。

こうした新たなツールは欧州議会選に先立つ3月下旬に導入。その後、6月末までに世界的に導入するとした。

フェイスブックは声明で「現在は全社的に3万人が安全確保と危機管理に取り組んでいる。これは2017年の水準と比べると3倍となる」とした。

クレッグ氏によると、フェイスブックが導入する新たなツールは昨年の米中間選挙に向けて導入されたものに類似するもので、すべての政治広告は最大7年間、誰でも検索できるライブラリに保存される。

フェイスブックはこの他、選挙に関連するコンテンツをモニターする拠点をダブリンとシンガポールに新たに設置することも明らかにした。