【米国株式市場】ニューヨーク市場
NYダウ: 24528.22 ▼208.98 (1/28)
NASDAQ: 7085.69 ▼79.18 (1/28)
1.概況
米国市場はキャタピラー(CAT)などの冴えない決算を受けて反落となりました。140ドル安でスタートしたダウ平均は取引開始直後から大きく下げ幅を広げると昼過ぎには413ドル安まで下落しました。その後下げ幅を縮めたダウ平均ですが結局208ドル安の24,528ドルで取引を終えています。また、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も79ポイント安の7,085ポイントと4日ぶりの反落となっています。
2.経済指標等
主要な経済指標の発表はありませんでした。
3.業種別動向
業種別S&P500株価指数は全11業種のうち9業種が下げ、情報技術と通信サービス、ヘルスケア、エネルギー、資本財・サービスが1%以上下落しました。一方で不動産と生活必需品が上げ、不動産は1%近く上昇しました。
4.個別銘柄動向
中国の建機販売の低迷やコスト上昇などから決算で1株利益が市場予想を下回ったキャタピラーが9%以上下げダウ平均構成銘柄で下落率トップとなりました。キャタピラーは1銘柄でダウ平均を80ドル以上押し下げています。また、中国景気の悪化の影響等で2018年11月-2019年1月期の売上高見通しを下方修正した画像処理半導体大手のエヌビディア(NVDA)も急落し14%近く下げています。さらに投資判断の引き下げを受けてバイオ医薬大手のアムジェン(AMGN)も3%以上下げています。
一方で投資家が経営破綻を避けるための資金支援策を策定しているとの報道を受けて電力大手のPG&E(PCG)が2%高となっています。
5.為替・金利等
長期金利は0.02%低い2.74%となりました。ドル円は109円台前半で推移しています。
VIEW POINT: 今日の視点
本日の日本市場は米国株安を受けて軟調なスタートが予想されます。こうしたなか日経平均が20,500円台で下げ渋るかがポイントとなりそうです。
(マネックス証券 シニア・マーケット・アナリスト 金山 敏之)
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