[ニューヨーク 28日 ロイター] - メッセージアプリの「スナップチャット」を運営する米スナップ<SNAP.N>は、利用者が一般公開した投稿について、現行より長期間ないし永久に保存される仕組みへの変更を検討している。公開投稿したユーザーの個人情報を公開するオプションも検討する。事情に詳しい関係者が明らかにした。

いずれの変更も投稿が一般公開される「Our Story」セクションが対象で、ユーザーの利便性の向上が狙い。削除できる機能も残す。

スナップはニュースプラットフォームを提供する企業4社とも提携しており、変更はこういったプラットフォームを活用して情報探知や分析などに活用しているメディア企業の利便性も高めることになる。ロイターはスナップの「SAM Desk」や「NewsWhip」を活用している。

ただ、フェイスブック<FB.O>などの競合企業が個人情報管理を巡って非難を浴びる中、プライバシー重視のユーザーからは反発が出そうだ。

関係者は、公開投稿するユーザーのプライバシーについては技術面・法律面で慎重に検討していると強調した。

スナップのホームページによると、スナップチャットの投稿は当初は30日、現在では90日後に削除される。ただ、一部の提携企業からは、削除機能や発信元の情報を明かさないままでの投稿については使いにくいとの声も出ていた。

スナップは取材対応を拒否した。スナップは経営陣の辞職や利用者減少で売り上げ減少に直面している。