サンフランシスコのテクノロジー企業本社で働く社員ら1月15日、シアトルで育った少年時代、エンリケ・リコさんの母親は、マイクロソフトの社員が住む豪華な邸宅を掃除する仕事をしていた。写真はサンフランシスコのテクノロジー企業本社で働く社員ら。2016年8月撮影(2019年 ロイター/Gabrielle Lurie)

[ニューヨーク 15日 ロイター] - シアトルで育った少年時代、エンリケ・リコさんの母親は、マイクロソフトの社員が住む豪華な邸宅を掃除する仕事をしていた。病気で学校を休んだ日には仕事場へついて行き、IT企業で働く人の生活を手に入れたいと夢見るようになった。

 26歳になったリコさんは、大卒資格もなければ「STEM(サイエンス、テクノロジー、エンジニアリング、マスマティクスの頭文字)」教育も受けていないが、インターネットを介した法律相談サービスを提供する会社「アボ」に開発者として勤務している。

 専門知識がない人向けに、テクノロジー業界に必要な教育や訓練を提供する「アプレンティ」というプログラムを卒業したのだ。

「自分にできるなんてほとんど考えたこともなかった。でも一度はまってしまうと、全力で取り組むようになった」と、リコさんは話す。