重大局面迎える米中貿易協議1月28日、今週は中国の劉鶴副首相がワシントンを訪れ、米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表やムニューシン米財務長官と閣僚級貿易協議を行うため、両国の話し合いは重大局面を迎える。写真は米中の国旗。米バージニア州の米国防総省で2018年11月撮影(2019年 ロイター/Yuri Gripas)

[ワシントン 28日 ロイター] - 今週は中国の劉鶴副首相がワシントンを訪れ、米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表やムニューシン米財務長官と閣僚級貿易協議を行うため、両国の話し合いは重大局面を迎える。

 米国側は、知的財産保護や産業補助金、市場アクセスなど幅広い分野で3月2日までに合意できなければ、中国製品に新たな関税を課す方針だ。

 以下に両国の主な対立点や協議の結果が今後に与える影響などをまとめた。

 ●米中は何を争っているのか

 米国の対中貿易赤字が何年も続き、米政府によると自分たちの知的財産や企業秘密を中国は強制移転や窃取という形で組織的に入手している。そこでトランプ政権は昨年、米企業がより公平な土俵で競争できるように中国が経済モデル構造を変更するよう要求した。具体的には米企業が中国の提携先に技術移転を強制されないようにすることや、米国の知的財産権の全面的な保護を迫っている。