>>(上)より続く

バレないなら不倫されてもOK
“裏切る形”か否かが問題

“放蕩”(ほうとう)と呼ぶには遠く及ばないが、Cさん(33歳女性)はAさん、Bさんに比べて最も性に奔放である。結婚後はつつましく過ごしているが、独身時代は上司と不倫関係にあったこともある。こうした典型の女性に特有の……というべきか、自分自身の性や男性の性に対してあっけらかんとした視線を当てていた。そしてその視線がたまに冷ややかに見えることもある。

「アダルト動画がVRになろうが、女性の知らないところでやってくれるなら何してもらっても大丈夫です。極端な話、私は不倫されてもいいと思っているので。でも絶対に私の知らないところでやってほしい。夫にもそう伝えてあります」(Cさん)

 男性の性のあり方は知識として理解していてそれでもう十分なので、生々しい形で目の前に晒さないでほしい……これがCさんの主張である。

 しかし、とするとパートナーが不倫をするのもアダルトVRを鑑賞するのも、Cさんにとっては同程度の嫌悪感を催させるものなのであろうか?

「うーん……いや、それはやっぱり違いますね。不倫は裏切られた感が強いですが、アダルトVRを見られても“裏切られた”とは思わないでしょうね。でも知らないところで実は見ていたことが露見する形になったら、こちらもなんとなく面白くないはずなので『気持ち悪っ』とか思うかも。

 純粋な嫌悪感でいったら、アダルトVRはそこまででもないかなあ……。VRじゃないアダルト動画と似たり寄ったりです」

 元よりアダルトVRへの嫌悪感はあまりなく、それを鑑賞していることが発覚するシチュエーションなどによって増す可能性があるというのがCさんのスタンス。順当な結論である。