2月1日、米企業の今決算発表シーズンは昨年第4・四半期の収益がおおむね市場予想を上回り、S&P総合500種指数も1月としては30年余りで最大の上昇幅を記録した。しかし利益の伸びは鈍く、今年第1・四半期の業績見通しには暗雲が漂っている。ニューヨークのウォール街で2016年12月撮影(2019年 ロイター/Andrew Kelly)

[ニューヨーク 1日 ロイター] - 米企業の今決算発表シーズンは昨年第4・四半期の収益がおおむね市場予想を上回り、S&P総合500種指数も1月としては30年余りで最大の上昇幅を記録した。しかし利益の伸びは鈍く、今年第1・四半期の業績見通しには暗雲が漂っている。

 今シーズンの発表を終えたS&P総合500種構成企業の半分近くの決算を元にリフィニティブのIBESが推計した第4・四半期の増益率は15.5%で、3週間前のシーズン初頭の推計値である約14.5%から上振れした。

 この数字は長期的にみれば強めだが、2つの点で落胆を招く。

 第1に増益率が、トランプ政権の大型減税が追い風となった昨年第1─第3・四半期に比べて目立って鈍化した。リフィニティブのデータによると昨年第4・四半期の増益率は推定23.6%だった。

 また、決算発表シーズンが既に中盤に差し掛かっていることを考えると、通常ならば投資家は業績見通しをもっと引き上げていてもよいはずだが、今シーズンは様相が異なる。