それでも共和党のルビオ上院議員の大統領選出馬時に最側近役だったアレックス・コナント氏は、トランプ氏が処方薬価格などの問題で民主党との協力に前向きな態度を示すことに成功したと指摘。「この姿勢は数週間の苦難を経た後でトランプ氏に必要だったリセットだった」と述べた。トランプ氏は関心の高い問題の1つを最も好ましいやり方で最大の政治課題に仕立てたのだという。

 トランプ氏は1年前にも民主党に対して相互理解と協調を申し出たが、中間選挙やブレット・カバノー最高裁判事指名問題、そして先の政府機関閉鎖などにより、対決姿勢を解消することができなかった。

 さらにトランプ氏はこの間、常にツイッターを通じて民主党を「非協力的」「妨害主義者」「愛国心がない」などとこきおろしてきた。

 バンダービルト大学で世論形成を専門とするジョン・イェール氏は「トランプ氏が結束を望んでいる理由は見当たらない。彼は分裂に乗じてのし上がってきたのだ。口では野党の協力を求めているとはいえ、過去の振る舞いからすると、逆になってほしいと思っていることが分かる」と語った。

(James Oliphant、John Whitesides記者)

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