NY証券取引所2月3日、株の上昇とともに、ジャンク債の復活は、各国を凌駕し続ける米国経済と、追加利上げについて様子見姿勢を示すようになった米FRBの変化に対する支持表明のように映る。NY証券取引所で1月撮影(2019年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 3日 ロイター] - 1月としては30年ぶりの高水準を記録した株式市場に注目が集まっているが、昨年末の急落から先月に息を吹き返したリスク資産市場がもう1つある。だが、一部の投資家はそうした回復の持続性に懐疑的だ。

 ICE・BofAMLの指数データによると、投機的(ジャンク)等級債券の価格は1月、7年超ぶりの高水準となり、4.6%近くのトータルリターンを記録。第4・四半期の損失ほぼすべてを取り戻した。昨年12月にほぼゼロになった新規発行も回復を見せた。

 株の上昇とともに、ジャンク債の復活は、各国を凌駕(りょうが)し続ける米国経済と、追加利上げについて様子見姿勢を示すようになった米連邦準備理事会(FRB)の変化に対する支持表明のように映る。

 ハイイールド債市場は2018年末に6週間近く続いた閑散期を経て、今年1月は計117億ドル(約1.3兆円)の起債があった。リッパーによると、昨年12月からの回復を受け、機関投資家は2016年以降で最も多くの資金をハイイールド債に投じている。