ベネズエラ・ホセの原油ターミナル2月12日、米国がベネズエラ国営石油会社PDVSAに対する新たな制裁を始めたのを受け、PDVSAは米欧向けの輸出をインド向けに切り替えている。写真はベネズエラ・ホセの原油ターミナル。撮影日不詳(2019年 ロイター/Jorge Silva)

[ヒューストン/メキシコ市/モスクワ 12日 ロイター] - 米国がベネズエラ国営石油会社PDVSAに対する新たな制裁を始めたのを受け、PDVSAは米欧向けの輸出をインド向けに切り替えている。

 米欧向けの輸出は決済規制の影響を受けるため、インドを中心としたキャッシュ決済の買い手に焦点を絞る。ベネズエラにとってインドは米国に次いで2番目に大きい石油輸出先だ。

 リフィニティブEikonのデータによると、米国が1月28日に制裁を発表してから2週間で、PDVSAは原油と精製油合わせて日量115万バレルの輸出が可能となっている。制裁前の数ヵ月間は、これが約140万バレルだった。

 11日には、巨大タンカー2隻がベネズエラのホセ・ターミナルからインドの港へと出航した。

 リフィニティブの海運データによると、他にもベネズエラ産原油や燃料を積んだタンカー数隻がアジアに向かっている。最終目的地は明らかでない。