[バルセロナ 25日 ロイター] - ソニー<6758.T>は25日、世界最大級のモバイル機器見本市「モバイル・ワールド・コングレス」で、新たなフラッグシップスマートフォン「Xperia One」を発表した。

映画のスクリーンサイズに近い21対9のHDR・有機ELスクリーンを搭載し、同比率で写真や4K動画を撮影することができる。

ソニーモバイルコミュニケーションズの岸田光哉社長は、ソニーには映画製作のプロからの音と画像の技術的要求に対応する豊富な実績があると説明。Xperiaの新モデルは、ソニーにしかできないエンターテインメント体験を創り出すプロ級の機能で真のテクノロジーを提供すると述べた。

ミッドレンジモデルの「Xperia 10」と「Xperia 10plus」にも21対9のスクリーンを採用した。

CCSインサイトのベン・ウッド氏は、新Xperiaについて、デザインは良いが、他社製品と比べた独自性をどう打ち出すかが問題と指摘。

「ソニーはコンテンツで定評があるが、21対9が他社との差別化に十分とは思わない」と語った。

PPフォーサイトの業界アナリスト、パオロ・ペスカトーレ氏は、新モデルは「正しい方向への一歩」としながらも、アジア勢を中心に新機能を搭載した新モデルを割安な価格で提供する他社と厳しい競争を強いられると指摘した。

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